プチ介護生活 3月27日
比較的よく眠っていたよう。しかし食欲はないという。
一緒に食事したいので息子も呼んで朝食。
朝食後はこたつで横になっていたので、きついのだろう。
洗濯はちょっとしかないのでしないという。
こっちにもかかりつけ医が欲しいと思ってネット検索。小倉南区のOクリニックというところが漢方治療もやっていてよさそう。
一仕事終えて母親に電話する。出ない。すぐ眠ってしまうようで焦りを感じる。
ようやく出ると「もう帰る」と言って、話がなかなか噛み合わなかったが、かかりつけ医には何とか同意。
クリニックに電話。やさしい看護師さん。「癌だ」というと「ああ」と。
母親を迎えに行く。事務所は3時半で閉めた。お客さんが少ないとこういうとき助かる。
息子がクリニックを知ってた。「公衆便所のような建物のところ?」
受診。他に患者は1名。
やにつけたドクター。黄色のデニムにスニーカー。
経過を話すと「ここには何しにきた? 向こうで専門的な治療をやってるんでしょ?」と言われ怖くなる。
しどろもどろになりながら説明すると「漢方的には便秘を治すと食欲が出てくるかもしれない」とのこと。
脈、舌診、おなかの触診。
触診のとき小声で「悪い細胞が出ていると言われた」と話すと「ああ、それでね」と納得してくれた。
まだわからないが、診断、処方は的確な感じ。「攻める薬」を出してくれたよう。母親も喜んでいた。
薬局の人はいい人だった。
夕食前に漢方を飲む。かなり量が多かったが、「甘くておいしい」と。
薬がきいてきたのか早い時間からうとうとしだす。脳の調子も少し良さそう。
寝言も少し減ったかな。