プチ介護日記 4/5
昨日は夕方に母親から電話があって、「保険の解約をしてほしい。私が死んだらわからなくなるから」と。声には力があったが…。
今朝早い時間に電話がある。今日何時に来るのか? 胃の辺りが痛い。早く来て欲しいとのこと。家のことはあまり犠牲にしたくなかったけど、出発を少し早める。
到着すると少しホッとしたようだが、まだきつそう。
息子が暇そうなので公園でキャッチボール。
桜が満開でかなりの人出。子どもさんが多かった。
身体を動かして気持ちよい。
帰って、母親が落ち着いてきたら出発しようと思い、
トイレに促すと、
目を白黒させて意識がなくなったよう。
慌てて119番に電話。
電話していると意識は戻ったので、救急車はキャンセル。
119の人から「大丈夫ですか? 何かあったらすぐ電話ください」と
念入りに言われる。
少しすると落ち着いたのでトイレに促すと失禁してしまったよう。
下の世話が大変で介護を導入する契機になるケースは多いかもしれない。
S病院の救急外来に連れて行く。
研修医のような若い医師。
かっこよくて優しい。最近の医師は変わったと思う。
心電図などとってもらう。
不整脈はなく、おそらく脱水などが原因だろうと。
帰っていいとのこと。本当によかった。
しばらくしてマンションに寄り、北九州に出発。
車中「迷惑かけるね。あんたたちがいなかったら野たれ死んでた」を何度繰り返したことか。
「もう死んだほうがいいと思うようになった」も言うようになった。
21時過ぎ、我が家へ着くと少し落ち着く。
運国際。便秘してたよう。
汚してはいなかった。
明日の準備やキャッシュカードを何度も確認して、「ない」と騒ぐ。
繰り返してようやく落ち着く。
今これを書いていたら、妻が「ガスを消したか不安になってきた」と青ざめた顔。
西部ガスに電話したが、遠隔では確認できないという。
妻、車を飛ばして福岡へ。
こういうときに限って面倒なことが起こる。